週一度は顔を出すこのお見せ。今日もいつも通りの春の夜のスープ大盛。まだまだ優しくない春は遠いですね。
きょうはHPのネタになるような楽しいことがあったそうです、今日の雰囲気を忘れないようにね、と言われているのでここにメモっておきましょう。月末のHP更新が楽しみです。
今日はのんびり
春の始まり
冬よさらば
席につくと「食べ納め?」とマスターが質問。そう、冬の夜かれーは3月1日までなので今日が実質冬のたべ納め。当然最後は薬膳すーぷで締めます。今日はめずらしく(?)早い時間でも人が一杯来てお店はてんてこまい。
そんな中、初めて来た女性二人組が悩んだ結果「ばじるぼーくで」と注文。それを聞いたマスターが「ばじるぽーくかぁ」と一言。この「かぁ」にマスターの気持ちが表れてます。ぽーく系はこのお店では上級者向け。いきなり食べるのはどうかなぁ、というメニュー。そこでマスターは「辛いけど大丈夫?」と軽くジャブでメニュー変更を促しますが「大丈夫です」とあっさり言われてメニュー確定。
ここのマスターのこだわり具合が出ていますね。こだわりが強いからお客にはこう食べて欲しいんだけど、お客なんだから自由に選ぶ権利はある。頑固親父ならばこう食べろ、と言えるのだけどそこまで言えない。よーく事前に調べてから来て欲しいけど、調べすぎていきなりマニアックなものを頼まないで欲しい、とかいろいろ複雑な気持ちが表れてます。
もう通って5年になるんですねぇ、おそらくブログを書く人の中では最初に取り上げているんだと思います。(ただし店の名前を殆ど書かないので気がついている人は少ないですけどね)このお店では一番この冬の夜かれーを食べていますが、未だに飽きることを知らないメニューです。さて、来週には彩り鮮やか、春かれーの登場になります。
Wスープ
当然読んだ後は豆かれー
新聞を読む
ちょっと違う薬膳
年始めうどん
今年の年始めうどん。冬の夜かれー薬膳のスープ大盛です。薬膳の謎の粉(?)たっぷりで大汗です。
年も変わって、メニュー表も中身は変わりませんが紙が新しくなりました。微妙にあちこち修正が入っているんです。「何が変わったかわかる?」とマスターに聞かれたので「唐辛子マーク(辛さを表す)が無くなってますね」と答えると「そうなんだよね、辛さの数でメニューを比較されるのもイヤなんで」とのことでした。確かに×3より×4が辛いからといって、いきなり最初から×3の辛さがわかるわけじゃないですものね。今後は、すーぷかれーは辛口、とろっとかれーは中辛、というおおざっぱな表現で行くことにしたそうです。
こういう話聞くと、こちらのマスターさんと自分って感覚が似てる所があるから話かけられるんだろうなぁ、と思います。公開しているのに、わかる人にしか読んでもらいたくないブログの作者と、お店出しているのに、わかる人にのみ食べてもらいたいかれーを作るマスター。どっちもちょっとへそ曲がり(笑)
年越しうどん
薬膳でぽかぽか
薬膳+鯛うどん
HPを見て知っていたんですよね、月末から数日限定で鯛うどんの「あれ」が入っている冬の夜かれーをやっていたのを。でも北海道に行っていて行けないんだよなぁ、と思っていました。
案の定、お店に行くとマスターが「来るのが遅いよ?もう終わっちゃったよ」とまず一言。来たかったんですけど旅行行ってて来れなくて。と伝えて、いつもの通り「薬膳スープ大盛りで」と注文して待つ事数分。
スープ大盛りはポットが二つなのですが、なぜか出てきたのはポット一つ。その上なんか色が違う。もしや、これって....。「挽肉と牡蠣を食べてみてくださいよ」とマスター。感激なことに残しておいてくれたんです、限定品。限定品が残りいくつかになったところで、薬膳と鯛うどんが好きでまだ来て無い人は....ということで自分を覚えていてくれて、残してくれていたんです。帰ってきてすぐに来て本当によかったです。
で、肝心のすーぷかれーですが、これはなかなか辛くてうまい。ここのお店は体の芯から熱くなってじわじわ汗が出るようなすーぷかれーが特徴なのですが、これは食べ始めから全身からぶわっと汗が出る感じ。あの鯛うどんのスパイシーな挽肉と牡蠣が意外な程に合うんですよね。挽肉の辛さをしっかり牡蠣が受け止めて、それと一緒にスープを飲むと美味いのなんのって。
それにしてもここのすーぷかれーの基本スープは、何でも受け止めて様々なバリエーションを見せてくれるすごいスープです。
石焼こってり
さすが本場の味
いよいよ冬の夜かれー
いよいよ季節の夜かれーも、冬に突入。2月末までの長丁場ですが、バジル・薬膳と2種類のスープを選べるので飽きません。
さて、某鯛焼き屋さん、またテレビに出るそうです。今度は激辛関係で。鯛焼き屋さんで激辛といえば鯛うどんですな。鯛焼き屋さんはTVは拒まず、マスターはマスコミ嫌い。この二つのお店の不思議なコラボ商品。なぜ鯛うどんなのかは放送では流さないそうです。「辛いモノ好き」でこのお店に来られちゃ困るものなぁ、だそうです。そう、ここは辛さを求めて来るお店じゃないですものね。常連さんをとても大事にしているマスターならではのお話でした。
今年の7月に予約制で行うスペシャルデーも、できれば常連さんだけに来て欲しいから、来た人に「この日にホームページ見てね」とさんざん言っておいたんですよね。声をかけられて本当に嬉しかったです。40人があっという間に満席。常連さんですら結構キャンセル待ちになっているそうで、このお店のファンの多さがわかりますね。