珍しく
崇徳院かとおもいきや
季節を一歩先取り
しみじみ
「まさか、馬券じゃないよな」って師匠、そんなわけないでしょうが。
確かに別の方のお祝いに万馬券をご祝儀袋に入れたことはありますが....今回はいたってノーマルな中身にしています。
自分が本格的に寄席に通い始めた時期の前座さん、どんどん真打になっていきます。その時期の前座さんで一番真面目っぽい雰囲気だったこの方。本当に勉強熱心で、みっちりみっちり積み上げてきた噺をする渋い師匠になりましたねぇ。
まだ若いんで、結構欲張って頑張っちゃってるあたりが、それはそれで微笑ましいんですよね。まだ余裕が出るって程じゃないですし。チャレンジャーの気分が前に出ちゃってるというか。
そういう目線で見ちゃうのも、前座の前座、それこそ3?4人しかここにお客が居ない時から聴いているからっていうのもありますね。みんなこんなに人を呼べる芸人になったんだなぁ、としみじみ。
これを聴いている裏番組の大井の重賞。げに恐ろしきは研究池田の◎。ポートジェネラルって高知の馬に◎っていくらなんでも理由はわかるけど狙いすぎだろう...と鼻で笑ってたらさあ大変。3着だったらとんでもない事になってましたね....。やっぱりこの人すごいわ。
つながるつながる
今日は真打披露公演を見に。こんなにここに人が入っているのを見るのは、腹黒の方の会の時以来かなぁ。連続お膝送り状態。
演題を見ているとわかりますがトリまでは「や」で繋がってるんですよね。自分は高砂や、その次の「とうなすや(かぼちゃや)」でもしかして、と気づいて、そこまで来れば次の師匠は絶対そうだろうなぁ。あ、やっぱり禁酒番屋ですな。さてその次は、若旦那ってことは....あ、紙屑屋ね。で、口上の後は....え、そいつは「読書の時間」でしょ。
で、帰りに見てみると「おやじと本屋」って....おいおい(笑)
ここに来てる人、何人ぐらいが気がついたかな?ボードを見たってわかる人はそうそういないと思うなぁ。これが聞いてる時からわかるって人はそうとうな凝り性ですな。
お祝いのお返し
真打披露公演
クリスマスプレゼントその2
茶の湯
新真打のお披露目
夏秋入り乱れ
いいなぁ
花から華へ
今日もたっぷり
'08初笑い
真打披露その1
今年は一門で真打が何人か出るということで、今日はその一人目のお披露目公演を見に行ってきました。口上を聞くのは久しぶりですね、歌舞伎とかと違って、面白おかしくやってくれるので楽しいです。出身が青森の方ということで、入口もこんな感じに。肝心の噺はおめでたいお話ということで、阿武松(おうのまつ)という相撲の出世噺。
お相撲といえば、大変なことになってますね。元々自分は相撲は公平なルールがある「スポーツ」ではなく、ストーリーにある程度幅を持たせた「プロレス」だと思っているので、まぁいろいろ無理矢理盛り上げることをするのだと思っています。そもそも「興行」ですものね。でも今回の件は別のようですね。
この話題がテレビなどで出る度に師匠の言っていた事を思い出します。落語家といえども弟子を取るということは、大切な人様の子供を預かること。それをちゃんと意識して弟子を育てなければならない。
その事は今も昔も変わらないはず。マスコミが騒ぐからとか協会に迷惑をかけたとか、そんな事とは全く関係ない常識です。