今日は隔月お楽しみの精鋭会。めずらしくあの二つ目さんまで乱入。今月は吉→五→左の順番で、そば清→短命→井戸の茶碗。すべてたっぷりバージョンで。相変わらずの大満足のこの会。
そうそう、師匠の噺を聴いて思ったこと。北村騎手、短命ですな(笑)
今日は二つ目披露公演でした。それこそ前座の一番最初から聴いている彼です。口上では揃いも揃って「ぼーっとしてる」と言われてましたが、正に普段はその通り。でも落語は逆にせっかち系。スピード感ある噺をします。今日は火焔太鼓でした。ふと思ったんですが、師匠の二つ目時代ってどうだったんでしょうかねぇ。十八番の火焔太鼓を聴いてふと考えてしまいました。
そういえば、撮影禁止の放送が面白かった。「きつつきを撮影するとカメラが故障しますので?」帰りに出口で撮らせてもらったんですが、故障しなかったですよ(笑)フラッシュとか携帯カメラを使っちゃダメでしょ。やるならシャッター音がしなくてフラッシュ無しの高感度カメラでこっそり撮らないとねぇ....と高感度でシャッター音をしないカメラを持っている自分は思うわけです。落語に持ち込んではいけないもの、音のする携帯、フラッシュ付きカメラ、落語のわからない赤ちゃん、子供。こんなの常識でしょう。なんか今日はそれ全てオンパレードだったような....。
彼を見るといつも思い出す言葉があります。「フラ」という言葉。フラは自分で作り出す事はできないものと言われていますが、フラを引っ張り出すことはできると思うんです。正に彼は自分のフラを引っ張り出してきたんじゃないですかね。
今日は昔の勉強会仲間での三人会。その時師匠は前座だった....ということはちょび安時代ですね。三人会なので、三人が仲入りはさんでたっぷりと。師匠は宮戸川でした、満足。
そういえば、引退が決まりましたね。まぁそのまま生き恥晒し続けるより、早めに引き際を迎えるのはいいことですよ。この際すぐに引退はいかがでしょう?どうせあと日本で使う可能性のあるG1のどれを勝っても馬の価値を上げる意味がなく、負けるリスクが増えるだけですから。
天皇賞や有馬記念勝ってもJRA馬同士で道を譲り合ってここ2年間イヤほど見てきた八百長勝利。JC勝っても日本で勝ったんじゃ日本だけの適性の馬と言われて終わり。負ければ「早熟」の一言で終了。勝たれた相手と最後まで比較されますよ。そういう意味でバランスとかに負けてくれると嬉しいんですけどね。なんせディープより遙かにG2勝っている実力馬なんですから。
この件で何が気に入らないかといえば、池江調教師が全くこの件を知らないで決められたこと。そして嬉しい事は、やはり日本史上最強馬がルドルフという事は変わらないこと。オペラオー以下が確定しそうですしね。
今日は月に一度のお楽しみ。今月は師匠のトリが無いのでこの一席を聴きにきました。今日は前座さんが面白かったんです。「子ほめ」をやったのですがオチ近くで「その子は生まれて何日目?」「七日目だよ」「それじゃ初七日だ」「それは、お七夜って言うんだよ!」とやる所を「それじゃお七夜だ」「それは初七日って言うんだよ!」と逆に言っちゃった。その瞬間に「逆だよ!」とお客さん二人にバッチリ突っ込まれ(自分も小声で「逆だよ」と言ってました)しどろもどろ....。ま、寄席で前座を聴くような人はネタなんて前座さんより知ってるもんです。
前座の時にこういう事を何回もやって、だんだん真打ちに近づいていくんですよね。聴いている方もそういう事を覚えているから、成長していく姿を見て応援したくもなるもんです。もう6年以上も聴いているので、今や二つ目でブイブイ言わしている人の前座の頃を沢山知っています。成長したもんだよなぁ、と妙にしみじみしちゃったりする今日この頃です。かなりオツな落語の楽しみ方ですね。
今日はちょっと地元で落語会。二つ目さん二人をじっくり聴くというもの。それにしても今日はすごい場所に高座がありました。カウンターとその後ろに細長いお座敷のある小料理屋風のお店。そこのどこに高座を作ったのかというと....なんとカウンターのど真ん中に板を敷いてその上に座布団。たしかにそこはお店の中心ですものね。でもそれが大正解。全員がかなり近くで落語を聴くという、よりライブ感が増す状態に。こういう会はそうじゃなくっちゃ。
今日の二人は前座さんの最初の頃から聴いている馴染みなので、その後のお楽しみも会話がはずみました。
お店で落語が始まるまでの間に流していたのは名人のCD....そりゃ二つ目さんにはプレッシャーですよねぇ(笑)おまけにやろうとしたネタをいくつかこの名人のCDに取られたとか。確かに名人の子ほめの後に同じ子ほめはできないですよねぇ。
来ている方もみんないい方ばかりで、楽しい会でした。
2月に川崎で師匠を聞いて以来久しぶりにホーム以外での落語。場所も芸術劇場と立派ですが、お値段も立派(笑)
最初に「ちんぺいです」と知らない落語家が出て来て....って思ったら元先生の陳平さんでした。なんとなく趣旨を理解した上で、期待の二つ目さん5人の噺をたっぷり。お目当ての方、もう5年も経つんですねぇ....数人しか聞いていない前座さんの時を知ってるので、こんな広いホールでやるようになったんだなぁ、と一瞬しみじみ。
個々の落語の批評なんてのはするもんじゃないので書きませんが、丁度二つ目というのは師匠の落語から自分の落語になる境目なんですね。師匠の笑いをそのまま引き継いだ笑いを持つ人もいれば、自分の笑いを試行錯誤している人もいる。こういった人の噺を聞くのは競馬で言うと条件戦を楽しむ楽しみ方に近いかな。オープン戦に出る前の素質馬を見つける楽しさです。
まぁ聞いている時は落語なんでそんな難しい事考えないで聞いているんですけどね。